*最優秀賞*
自然との共存ほうきジビエから(三重県 北田 のりこ様)
*優秀賞*
ワイルドに食してみたい初ジビエ(東京都 みらいむ様)
太古から人はジビエで生き抜いた(群馬県 金子 歩美様)
噛むごとに野生のうまみ増すジビエ(東京都 めめりん様)
*ほうきのジビエ大賞* 今年は、2名!
速いなあ猪を追うファイブ爺(神奈川県 杉本 湘路様)
うまいはず裏の畑の芋が餌(栃木県 高野 信夫様)
*日本猪牧場賞*
猪鍋をリクエストする孫五歳(千葉県 須賀 毅様)
*大山ジビエ工房賞*
返礼のジビエに税が里帰り(神奈川県 久保田 聡様)
*奥大山地美恵賞*
礼尽くし 奪った命 食べ尽くす(大阪府 中村 登志子様)
*よどえジビエ工房賞*
畑荒らす敵がすてきなステーキに(愛知県 松永 智文様)
以上の皆様です。おめでとうございます!
最優秀賞の北田様は、なんと昨年の緑水園賞に続く受賞です。鳥取県川柳作家協会の先生たちからのコメント(以下「」内は全て)を紹介します。
「農作物を荒らす野生の動物を捕獲する正当性と、殺しすぎない節度を述べて共感できる。」
優秀賞 みらいむ様
「自然と共存し、自然の恵みをいただくという気持ちで”ワイルド”に食べてもらいたい。新しい世界が開けてくるかも知れない。」
優秀賞 金子様
「食の原点を言って力強い。あれこれ手を加えた現代の美食に対しての皮肉も少し感じられる。」
優秀賞 めめりん様
「野や山を駆け巡ったジビエの肉は、柔らかくなく歯ごたえがある。そんな野生を辛抱強く噛めば味が沁み出て来る。」
またまた僭越ながら、代表して事務局からほうきのジビエ大賞のお二人へコメントさせていただきます。
杉本様
こちら鳥取でもファイブ(5人)どころか、思い当たる「爺」がたくさん活躍しておられます。それも「5G」のエリア外で。そして、捕獲獣になるべく苦しみを与えないように、血抜きなどの処理をされる姿は本当に素早いもので、思わず獣にも爺にも手を合わせたくなります。
また、選句からは外れましたが、候補に上がっていた杉本様のもうひとつの作品もこちらでご紹介させていただきます。
ビル街でふる里思い喰うジビエ
高野様
これはもう農家の皆さん、「芋」をご自身の育てられる農作物に置き換えられると納得だと思います。だから美味しいに決まっていますよねぇ!作者の高野様から「コロナとはこの先も共存しなければならないようですが、イノシシやシカともうまく共存できればと思います。人と獣がWin Winの関係を築けたら良いと思います。」とコメントいただきました。ありがとうございます。事務局もそのお手伝いができればと切に願います。
これを機に、ぜひ皆さま「今日のお肉」の選択肢のひとつにジビエを加えることもご検討いただけましたら幸いです。
今年も多数お寄せいただき、まことにありがとうございました!!
*写真はイメージです(おうちでジビエ焼き肉!)