皆様、大変お待たせいたしました。2023結果発表〜!
*最優秀賞*
ジビエ肉食わず嫌いを黙らせる
(東京都 工藤 悠眞様)
*優秀賞(今年は5名!)*
好きな肉?私はジビエ。と差をつける(北海道 インカの眠り様)
山の香もスパイスにして喰うジビエ(東京都 竹崎 晴美様)
なにひとつ無駄な命はないジビエ(埼玉県 白石 静次 様)
ジビエ食べ持続可能な農と食(徳島県 澤田 典子様)
我が家では「あれ」で通じるジビエ肉(大阪府 馬場 鈴代様)
*ほうきのジビエ大賞(今年は2名!)*
ジビエ党支持上げテーブル総占拠
(大阪府 桑原 直子様)
エコとエゴジビエを食べて噛みしめる
(大阪府 吉川 恭子様)
*日本猪牧場賞*
イベントにジビエ料理かかせない(鳥取県 原田 幸善様)
*大山ジビエ工房賞*
猪鍋のご当地巡り食べ比べ(福井県 森下 美津治様)
*奥大山地美恵賞*
害獣もジビエ料理で生き返る(埼玉県 中野 弘樹様)
*よどえジビエ工房賞*
子供らの好きなかけ算「4・4(しし)」と「2・9(にく)」(三重県 富士田 くみ子様)
以上の皆様です。おめでとうございます!
鳥取県川柳作家協会の先生たちからのコメント(以下「」内は全て)をご紹介します。
最優秀賞 工藤様
「猪や鹿は自然の生き物であるだけに、家畜と違って味にクセがある。 しかし、丁寧に処理をほどこされた肉はほとんどクセがなく美味しく食べることが出来る。田畑を荒らす害獣と呼ばれ、止むなく退治される獣を有難く最後まで食べるのは、死んだ獣に対する礼儀とも思っている。一度食べてもらえば、先入観が払拭されて美味しいと感じられることだろう。」
優秀賞 インカの眠り様
優秀賞 竹崎様
「野山を駆け、木の実や植物を食べて育ったジビエは、その肉に自然の味や香りを閉じ込めているのだと思える。 ドングリを餌にして育てられたイベリコ豚は、他の餌で育てられた豚と比べてひとあじ違った高級肉として扱われている。ジビエ料理を食べる時、駆け回っていた時の食べ物や自然の風景が思い描かれるに違いない。ちなみに、原句は『喰う』となっていたが、前の言葉と比較して『食う』がふさわしいと思われる。」
優秀賞 白石様
「大切な田畑を荒らす動物たちは「害獣」と呼ばれて嫌われているが、動物たちの立場としては、単純に餌を求めて入り込んでいるだけのこと。私たち人間の「敵」として殺すだけでは彼らの命も無駄になってしまう。鍋物やステーキやシチュー等々、さまざまな工夫をして美味しく頂戴することによって命も無駄にならず、私たちの害獣に対する『憎しみ』も『感謝』に変わってゆく。」
優秀賞 澤田様
「地球温暖化や食料危機など様々な問題を解決するために世界中の国が力を合わせて2030年までに達成しようと決めた目標が『SDGs』、すなわち『持続可能な開発目標』。田畑を荒らす動物たち捕らえて食料にする『ジビエ』は、ご先祖から受け継いだ農業を守ると同時に、食材の有効利用でもあり『持続可能』な目標と合致している。今後とも大いに宣伝して普及させたいものである。」
優秀賞 馬場様
また、毎度毎度僭越ながら、代表して事務局からもコメントさせていただきます。
4回目の開催となる今年は、皆さんがジビエのことをより詳しく、より深く知っていただいているんだな、ということが本当によく伝わりました。ご自身でジビエを料理されていることがうかがえる作品も多く、ジビエはどうやら市民権を得ているようだとも感じられ、嬉しい限りです。
中でも大賞の桑原様、吉川様はちょっと圧巻でした。パンデミック(豚熱も含め)、政治への不審、待ったなしの環境問題など、何かと不穏なご時世ですが食べることは生きること。テーブルいっぱいのジビエを噛みしめ、顎関節を鍛え今後もジビエの普及に努めて参りたい所存です。今年も皆様からのたくさんのご応募、本当に本当に感謝です!!
さて、毎度恒例のお願いでございます。これを機にぜひ皆さま、「今日のお肉」の選択肢のひとつにジビエを加えることもご検討いただけましたら幸いです。
今年も多数お寄せいただき、本当にありがとうございました!!
*写真は景品の一部です。