ジビエ、まるっと活用!

ジビエ=鳥獣被害対策

日本には古来から「もったいない精神」がありますね。

農作物を守るために被害をおよぼす鳥獣を捕獲するだけでなく、せっかくの命を無駄にしないで美味しくいただく。地方によっては顎の骨を神事に利用したり、キバがお守りになったり、皮も衣服や道具に使われるなどなど、なるべく余すことなく活用されていました。

鳥取の若手狩猟サークルCAZADOR(カサドール)は、皮なめしは業者委託して、革になって戻ってきたものを使って利活用に取り組んでいます。

協議会も何かできることはないかな?と思い、多国籍・民話・民芸・呪術的作品(?)を作られる湯梨浜町の革職人ko-maの朝倉綱大さんに「これでなんか作ってください!」と猪革をお渡ししたのが、たしか2月くらいでしたっけ。ついに先日、「できました!」とご連絡をいただきました。とっても素敵なイノシシお面と、オブジェ、ピンブローチの3種類。どれも細部まで精巧に作られていて、まるで魂が入ったみたいです!

しかも、「オーダーがあればどれも販売できます」と言っていただけました(!)ので、気になる方はぜひお問い合わせくださいませ◎

 

お面は、実際にかぶるものではなく装飾用。でも口が動かせるんです!(動いている様子は、ほうきのジビエInstagramでご確認いただけます。)


オブジェは高さ12cmほど。「弥生時代の遺跡から発掘されました」って言いたくなります笑。シンプルながらすぐにイノシシとわかる感じが、さすがです。

 

ピンブローチ。サイズは2.5×4.5cmくらいです。いろんなところへ一緒に出かけたいです!